HoloLens 2アプリ「Remote Assist」を用いて画面共有することができます。
手順
Remote Assistとは
Dynamics 365 Remote Assistは遠隔支援を行うアプリです。
HoloLens 2装着者はRemote Asisstで見たままに近い映像を配信し、遠隔者はMicrosoft Teamsで装着者の視界と状況を知ることができます。
Microsoft 365を既に使用していればMicrosoft Teams のライセンスが付与されているケースは多く、Remote Assist側のライセンス設定のみですぐに利用可能です。
Remote Assistは、HoloLens 2のアプリとPCやモバイルのアプリで構成されています。HoloLens 2とTeamsの1:1での通話のみならず、複数のHoloLens2や複数のTeamsでの通話も可能で、お互いに音声、ビデオ、ファイル、手書きによる指示を送りあうことができます。
Remote Assistの詳細とライセンスについては以下のリンク先をご参照ください。
・Dynamics 365 Remote Assistの紹介Webサイト:
https://dynamics.microsoft.com/ja-jp/mixed-reality/remote-assist/
・Dynamics 365 Mixed Reality ライセンス ガイドのダウンロードリンク:
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=2090495&clcid=0x411
① Remote AssistとTeamsを繋ぐ
・発信側の操作 - HoloLens 2から発信
・着信側の操作 - Teams(PC / モバイル)で着信
PCまたはモバイルにて着信します。
事前にTeamsをインストールしておきます。
PCまたはモバイルにて着信します。 HoloLens 2から着信するとデスクトップに通知が来るので [ ビデオ ] または [ 音声 ] で開始します。 この状態で相手の視界の共有と音声での通話が可能です。 続いてmixpaceの画面を共有します。 |
② mixpaceの画面を共有する
Remote Assistはバックグラウンドで実行ができます。
Remote Assistを起動したまま一旦スタート画面へ戻り、mixpaceを起動するとその画面も共有できます。
HoloLens 2でRemote Assistを起動したままスタート画面に戻りmixpaceを起動します。 |
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通常通りmixpaceで3Dモデルを表示します。 |
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HoloLens 2で見ている状態が遠隔でTeams上に表示されます。遠隔から同じ画面を見ながら音声通話が可能です。 |
※注意
Remote Assistはバックグラウンド実行時は空間に対するアノテーション(手書きや矢印の配置)は動作しない点はご注意ください。音声と映像のみの共有となります。