Revitで作成した3Dモデルの原点位置はmixpaceでは「内部原点」の位置と一致します。
mixpaceではデータ内の原点(0,0,0)の位置を「設計原点」という名称で呼んでいますが、Revitにはいくつか原点の種類があります。
mixpaceにおける 「設計原点」の位置はRevitの「内部原点」の位置と一致します。
設計原点の位置を基準に位置合わせを行う際は、Revitの内部原点が基準となることを意識しておくと位置合わせがスムーズです。
Revit、mixpace 3Dエディタ、mixpace iPad / HoloLens 2アプリ内ではそれぞれ以下のような表示となっています。
Revitの内部原点

mixpace 3Dエディタの表示

mixpace iPadアプリでの表示

Revitの原点の種類
Revitにはそれぞれ役割の異なる三種類の原点があります。
各原点は [ 表示/グラフィックスの上書き ] にて表示の切り替えが可能です。
※内部原点についてはRevit2020以降で表示が可能になっています。
①内部原点
- mixpaceの設計原点となる位置
- Revitの内部原点の位置は動かすことは出来ない
- Revitの内部座標系の始点でありモデル内のすべての要素の位置基準となるもの
参考リンク:「内部原点について」
②プロジェクト基準点
- mixpaceでは使用されません
- Revit内で任意の位置に設定が可能
- Revitの内部原点に対しての建物の相対的な位置と向きを示す
参考リンク:「プロジェクト基準点について」
③測量点
- mixpaceでは使用されません
- Revitにて任意の位置に設定可能
- Revitモデルの現実世界での位置を示すための基準点
参考リンク:「測量点について」
設計原点を利用した位置合わせ
設計原点を利用した位置合わせの例をmixpaceチャンネルにて紹介しています。
こちらも併せてご覧ください。