Q. 変換すると3Dモデルが回転してしまっています。
A. 3Dモデルが回転してしまう要因はいくつか考えられます。下記に該当するものが無いかご確認ください。
ケース1: Z-up環境のソフトウェアからigesまたはstepファイルに書き出している
ケース2: プロジェクトの北方向が3D空間上の奥行き方向以外に設定されたifcファイルを変換している
ケース1: Z-up環境のソフトウェアからigesまたはstepファイルに書き出している
iges及びstepファイルは3Dモデルの上下方向がX軸Y軸のどちらの軸となっているかの情報を持たないため、軸の設定が異なるソフトウェアで開いた際に向きが変化してしまう場合があります。
mixpaceはY-up環境(Y軸のプラスが上方向)となっているため、Z-up環境のソフトを使用されている場合3Dモデルの向きが変わってしまいます。
対処法:
ご使用のソフトウェアからiges / stepへ書き出す際、Y-up座標系として書き出してください。
ケース2: プロジェクトの北方向が3D空間上の奥行き方向以外に設定されたifcファイルを変換している
IFCファイルはプロジェクトの「北」を任意の方向に設定可能ですが、mixpaceはこの情報を元にプロジェクトの「北」方向が3D空間上の奥行き方向(Z軸のプラス方向)に来るよう再現されます。
対処法:
プロジェクト内の北の向きをリセットするか、変換後に3D空間上の奥行き方向(Z軸のプラス方向)としたい向きが北となるよう修正してから変換してください。
・Revitの場合
[ 管理 ] > [ プロジェクトの向き ] > [ 真北を回転 ] から北の向きが調整出来ます。
・ARCHICADの場合
[ オプション ] > [ プロジェクト設定 ] > [ プロジェクト ] の [ 北を設定 ] から北の向きが調整出来ます。
ケース3:暫定的な対処方法
mixpaceは回転ツールで3Dモデルの向きを変えることが出来ます。
[ ピッチ回転 ] [ ロール回転 ] を使用することで垂直方向の回転も可能ですので、3Dモデルが横倒しになっている場合にはこちら使用して正しい向きに調整いただけます。