mixpaceでは現実空間に3Dモデルを表示する場所をARマーカーを使って指定できます。また、Web側で「ARマーカー位置設定ツール」を使うことによって、位置指定ARマーカーの上に3Dモデルの任意の箇所が表示されるように設定をすることができます。
動画での使い方紹介は 「こちら(YouTube-mixpace 位置指定ARマーカー機能)」
※mixpace Remote Rendering(mRR)でご利用予定の高精度な3Dモデルの場合、ARマーカー位置設定ツールで3Dモデルが表示されない場合があります。詳しくはこちらをご参照ください。(FAQ-「ARマーカー位置設定ツールで3Dモデルが表示されない」)
1. プロジェクト一覧から位置指定ARマーカーを設定したいプロジェクトを選択します。
2.プロジェクトを開き、 [ ARマーカー位置設定ツール ] ボタンをクリックします。 |
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3. 「ARマーカー位置設定ツール」の画面に切り替わります。
4. [ エディタ表示モデル ] タブを選択します。 |
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5. 3Dエディタに表示したい3Dモデルにチェックを入れます。
6. チェックを入れたら、 [ 3Dエディタに反映 ] を選択します。 ※3Dモデルは複数選択することができます。 |
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7. 3Dエディタに5.で選択した3Dモデルが表示されます。 ※3Dモデルのポリゴン数が大きいと表示に時間がかかる恐れがあります。詳しくはこちら(FAQ-「ARマーカー位置設定ツールで3Dモデルが表示されない」) ※3Dエディタのカメラ表示設定が「パースペクティブ表示」になっている場合、ズームに限界値がございます。詳しくはこちら(FAQ-「ARマーカー位置設定ツールの3Dエディタに表示した3Dモデルのズームが出来ない」) |
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8. [ ARマーカー位置 ] タブを選択します。 |
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9. [ + ] をクリックし、設定する位置指定ARマーカーを追加します。 |
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10. 位置指定ARマーカーの位置を設定します。 設定方法には、2つの方法があります。 ➀X,Y,Zの座標を数値入力する ➁3Dエディタ上の操作用ギズモを直接操作する また、➀の数値入力では、ARマーカーの配置方向「水平」「垂直」の切り替えと、水平回転の角度を設定できます。 |
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11. 9.と同じように、[+]をクリックし、位置指定ARマーカーを必要な分だけ追加します。 位置指定ARマーカーは一つのプロジェクトに対してA~Jまでの最大10個設定することができます。 ARマーカーは 「こちら」 からダウンロードできます。 |
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12. 位置指定ARマーカーの位置が設定できたら、 [ 保存 ] もしくは [ 保存して終了 ] を選択します。 ※複数人が同時アクセスして編集した場合、最後に [ 保存 ] もしくは [ 保存して終了 ] をした際の設定が保持されます。 ※ [ キャンセル ] を選択すると設定を保存せず終了することができます。 |
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3Dエディタ画面下部のメニューバーから下記の機能を利用することができます。
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それぞれの使い方については、3Dエディタ右上の❔マークを選択すると、下記同様の画面が表示され、いつでも確認することができます。 |
設定時の注意事項
・設計原点から5,000mを超えて離れた位置にARマーカーを設定することはできません。
・5,000mを超えない範囲で設定いただくか、制作に使用したCADまたはBIMソフトウェア上で設計原点に対する3Dモデルの位置を調整したデータをご準備ください。
TIPS:おすすめのマーカー設定場所
建築物等の大きな3Dモデルを表示させる場合は、壁面や柱・看板等の垂直面をマーカー配置場所とするのが便利です。
・ARマーカーを読み取る際に周辺環境も同時に認識できるため空間の特徴を捉えやすく、より正確な位置合わせが行えます。
・ARマーカー認識後にそのままデバイスを大きく動かすことなく3Dモデルを確認できるので、3Dモデルの位置ずれのリスクを低減できます。
・柱面の中央も有効です。柱は多くの場合通り芯の位置となっているので、ARマーカー位置設定ツールで数値入力を利用した設定がしやすく、現場でマーカーを配置する際も柱の中心に貼れば良いのでスムーズです。
また、表示するデバイスによっては移動した際に位置ずれが発生する場合がございます。
こちらの記事「位置指定ARマーカーの推奨設置間隔」を参考に、推奨の間隔で設定してください。